土屋太鳳、リアルバンブルビーとの触れ合いに感激/『バンブルビー』公開記念舞台挨拶

公開中の映画『バンブルビー』の公開記念舞台挨拶が23日、東京・TOHO シネマズ 六本木ヒルズで行われ、日本語吹き替えを務めた土屋太鳳、志尊淳、木村良平、悠木碧、濱野大輝、土屋神葉が登壇した。
取材・文・写真=赤山恭子

公開中の映画『バンブルビー』の公開記念舞台挨拶が23日、東京・TOHO シネマズ 六本木ヒルズで行われ、日本語吹き替えを務めた土屋太鳳、志尊淳、木村良平、悠木碧、濱野大輝、土屋神葉が登壇した。

人気声優陣との共演について、土屋太鳳が「本当に光栄です。特に悠木さんは、私が初めて声の演技をしたときにご一緒したんです。舞台や映像で悩んでいるときも、悠木さんの作品を拝見して乗り越えてきました」と悠木への感謝を告げると、悠木本人は「まじか…!」と目を丸くした。さらに、土屋太鳳が「先輩方と同じ場所で、同じ空気をたくさん吸いたいと思います」と語ると、悠木は「うれしいです! 太鳳ちゃんなんて、テレビで見ない日はないし、丁寧に仕事に取り組まれるし、丁寧に接してくれる、素敵な役者さん。勉強になることがたくさんあったので、ご一緒できてすごくうれしかった」と互いに尊敬の念をあらわにした。

ハリウッド洋画の日本語吹き替え初挑戦となった志尊は、ジャパンプレミアで来日した本作の主人公ヘイリー・スタインフェルドや監督に会ったことに触れ、「ヘイリーは、ずっとハリウッド作品で拝見していたので“実在するんだな”って」と頬をゆるめ、「同じ作品で携わっていたというより、ミーハー心がくすぐられて“会えた”って印象が強かったです」と大切そうに思い出を振り返った。

また、志尊は「この場を借りて聞いてみたいこと」を聞かれると、「吹き替えを初めてやって、本当に皆さんの仕事が素晴らしく、役者としてのアプローチで精一杯するしかできなかった。ゼロから作り出す、役のアプローチをどうしているのかはすごく気になります」と声優陣に熱心に質問を。これに木村が代表して丁寧に答え、「よかったら(俳優の役へのアプローチも)今度聞かせてください」と胸を打たれた様子だった。

声優陣が集まったということで、土屋太鳳演じる主人公チャーリーと、バンブルビー役の木村が映画のワンシーンを再現することに。言葉を発しないバンブルビーが「もしも話せたら」という設定のもと披露された寸劇に、両者は役者魂をぶつけ合い、本気の演技を披露。場内からは盛大な拍手が送られ、土屋太鳳は「すごくうれしいです。ビーの顔を触ることができるのが、本当にうれしいです。声が思ったより出なかったんですけど気持ちは込めました」と、現実での束の間の共演を楽しんだ。

ABOUT
父親を亡くした哀しみから立ち直れず、自分の居場所を見つけられない思春期の少女チャーリー(ヘイリー・スタインフェルド)は、海沿いの廃品置き場で廃車寸前の黄色い車を見つける。自宅に乗って帰ると、突如、車は変形し始め、チャーリーは「バンブルビー」と名付けかわいがることに。しかし、バンブルビーを付け狙う追手が地球にやってきてしまう。
配給:東和ピクチャーズ
公開日:絶賛公開中
公式サイト:https://bumblebeemovie.jp/
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