試写会レポート【ルイスと不思議の時計】

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今回ご紹介する作品は…
タイトルロゴ:ルイス

ABOUT
両親を亡くした少年ルイスは、叔父であるジョナサン(ジャック・ブラック)の古い屋敷に住むことになる。しかし、おじさんは二流のポンコツだが、不思議な力を使える魔法使いだった。そして、隣に住むきれいで優しいツィマーマン(ケイト・ブランシェット)も魔女。ただし、こちらは一流。ルイスはそんな2人と一緒に時計がいっぱいの屋敷で不思議な暮らしを始める。ある日、屋敷に“世界を破滅へと導く時計”が隠されていることを知ったルイス。果たして、2人の魔法使いと“時計”を探し出して謎を解き、世界を救うことができるのか―。
(C) 2018 UNIVERSAL STUDIOS AND STORYTELLER DISTRIBUTION CO.,LLC
編集Tの感想
オトナもコドモも楽しめるマジックファンタジー

10月12日に公開された『ルイスと不思議の時計』。『E.T.』や『バック・トゥ・ザ・フューチャー』を送りだしてきたアンブリン・エンターテインメントが手掛けた、という文句だけですでに期待値が上がってしまう一作だ。原作は、ジョン・ベレアーズのファンタジー小説。監督は『ホステル』や『グリーン・インフェルノ』など、ホラーに定評のあるイーライ・ロス。彼の名前を聞いただけで「ホラーは苦手だから」なんて敬遠してしまってはもったいない。本作では、これまでとはガラリと変わった作風で新たな手腕を発揮している。
魔法使いのジョナサン役には『スクール・オブ・ロック』や『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』のジャック・ブラック。『オーシャンズ8』など、実力派女優のケイト・ブランシェット演じるツィマーマン夫人との絶妙な掛け合いが、作品に軽快なリズムを与えている。主人公のルイスを演じるのは“天才子役”のオーウェン・ヴァカーロ。みずみずしい演技で観客を魅了する。
また、本作のもうひとつの見どころは「日本語吹き替え版」キャスト。ジョナサン役には、個性派俳優の佐藤二朗。ツィマーマン夫人役には女優の宮沢りえを配役。まさに「ベスト」なハマり役で、字幕版、吹き替え版と、どちらも楽しめる一作だ。

 

【ルイスと不思議の時計】
配給:東宝東和
公開日:絶賛公開中
公式サイト:https://lewis-movie.jp/
(C) 2018 UNIVERSAL STUDIOS AND STORYTELLER DISTRIBUTION CO.,LLC