
千葉・海浜幕張にある幕張メッセで4月28日、29日に、日本最大級の動画サービス「niconico」のイベント「ニコニコ超会議2018」が行われ、運営する株式会社ドワンゴは、2日間の会場来場者数が16万1277人だったと発表した。また、イベントの模様は「ニコニコ生放送」でも生配信され、中継映像を視聴した「ネット来場者数」は612万1170人に上った。
「ニコニコ超会議」は、登録会員数6,000万人を超えるニコニコの“すべて(だいたい)を地上に再現する”をコンセプトに、幕張メッセ全館を貸し切って開催されるユーザー主体の超巨大イベントで、今年で7回目。昨年開催の「ニコニコ超会議2017」では、2日間でのべ15万人が来場した。
中村獅童と初音ミクが共演する恒例の「超歌舞伎」では、歌舞伎ファンにはおなじみの顔見世舞踏の大作「積思花顔競(つもるおもいはなのかおみせ)」から着想を得た「積思花顔競―祝春超歌舞伎賑―」を上演。「超笑点」では、笑点メンバー全員が登場し、公開収録を行った。
そのほか、元将棋棋士の加藤一二三九段による「加藤一二三のお悩み相談」に小林幸子が登場したり、討論会では自民党の小泉進次郎筆頭副幹事長が考えを述べるなど、注目度の高いイベントが行われた。今回の目玉企画「超バーチャルYouTu“BAR”」も好評。バーテンダーに扮したバーチャルYouTuberに悩みを相談する企画で、ブースには大勢の来場者が詰めかけた。
また、さいたまスーパーアリーナで開催する大規模ステージイベント「ニコニコ超パーティー2018」を11月3日(土・祝)に、次回の「ニコニコ超会議2019」は、2019年4月27日(土)、28日(日)に開催することも合わせて発表された。詳細については、随時発表される。